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HOME » ナーシングセミナー » [松田塾]循環管理に基づく全身管理2016
9:00~9:30 開場・受付 9:25~9:30 オリエンテーション 9:30~11:45 Round1●急性循環不全の病態と治療:目的意識の明確化 解離性大動脈瘤,敗血症性ショック,消化管出血,心筋梗塞,徐脈性不整脈などの典型的な診療パターンを症例提示し,急性循環不全としての緊急時の治療指針を皆で共有できるようにします.この過程で,急性循環不全,ショックの「定義」と「基本」を確認し,早い診断と治療に必要なことを整理します. 11:45~12:00 モニタリングを看護に役立ててみませんか? (提供:エドワーズライフサイエンス株式会社) 12:00~13:00 昼食休憩 13:00~14:45 Round 2●循環のモニタリング:解析方法の明確化 循環管理について,以下の順で基本的なモニタリングを整理します. ・パルス波形の評価方法:動脈波形(A-line 波形)の読み方 ・中心静脈圧と肺動脈圧の評価:内容の理解と波形の読み方 ・輸液管理のエッセンス ・循環に関与する注意すべき血液・生化学データのコツとポイント 血液検査では,白血球数と炎症値,虚血の評価方法,ショックと血液凝固線溶系(播種性血管内凝固症候群)の関係,CK(クレアチンキナーゼ),BNP(brain natriuretic peptide)など. 14:45~15:00 休憩 15:00~16:30 Round 3●循環作動薬の特徴と使い方:治療指針の明確化 持続静脈内投与として使用する緊急時の循環作動薬の特徴を,個々の薬剤の特徴を含めて,詳細に解説します. 解説:ドパミン,ノルアドレナリン,アドレナリン,ドブタミン,ホスホジエステラーゼⅢ阻害薬(ミルリノン,オルプリノン),カルシウム感受性増強薬,ランジオロール, NOドナー,カルシウム拮抗薬(ニカルジピン,ジルチアゼム) その上で,再び症例を振り返り,循環作動薬の組み合わせの適性を評価できるようにします.循環作動薬を介して,急性循環不全が見えてくるようにします. 16:30~17:00 Round 4●まとめ・質疑応答 17:00 終了 ※講義内容は変更になる場合があります